米ドル円は一時107.380円まで上昇し小幅高

[概況]

21日、東京外国為替市場の米ドル円は一時107.380円まで上昇した。新型コロナウイルスのワクチン開発期待などにより、日経平均株価をはじめ主要株価が上昇するとリスク選好の動きで、やや円売りが優勢となった。
 
一方、クロス円ではユーロ円が欧州連合(EU)首脳会談において復興基金の合意期待などから一時123.040円まで上昇したが、その後7500億ユーロで合意との内容が報じられると材料の出尽くし感などから122円台後半付近で伸び悩んだ。現在、欧州時間帯では米ドル円は107.290円付近、ユーロ円は122.755円付近で推移している。
 
テクニカル的には米ドル円は下方に位置する5日移動平均線(107.149円)や一目均衡表の基準線(107.118円)付近がサポートとして意識されそうか。一方、ユーロ円では122.437円付近に5日移動平均線が控えている。

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

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