[概況]
7日、欧米時間の外国為替市場における米ドル円は一時106.120円まで上昇した。トランプ米大統領は追加経済対策の協議について、大統領選後までは中止するよう指示した一方、空運会社などに対する支援や1200ドルの特別給付金といった一部の支援策については先行して協議を進めるよう要請したことなどが報じられた。
これらの内容が伝わると米ドル円は買いが優勢となった。
テクニカル的には米ドル円は8月以降、何度も上値を抑えてきた55日移動平均線(105.773円)を上抜ける展開となっている。次の目標値として一目均衡表の雲上限(106.177円)付近を試す展開を予想する。
[提供:カネツFX証券株式会社]
