[概況]
9日、東京外国為替市場の米ドル円は一時104.255円まで上昇した。英国で新型コロナウイルスのワクチン接種が始まったことなどが報じられており、経済の正常化に対する期待感などから、日経平均株価が上昇するとリスク選好の動きで円売りが優勢となった。
現在、欧州時間に入り米ドル円は104.220円付近で本日の高値圏で推移している。この後はジョンソン英首相とフォンデアライエン欧州委員長の会談などが予定されており、通商協議の行方などに注目が集まりそうだ。
テクニカル的には米ドル円は20日移動平均線(104.260円)付近で推移していることから、同線を上抜けきれるか注目したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
