[概況]
15日、欧米時間の外国為替市場において、米ドル円は一時103.595円まで下落し軟調な展開となった。新型コロナウイルスのワクチン普及や米追加経済対策の成立期待などから、NYダウをはじめ米主要株価が上昇に転じると、リスク選好の動きで米ドルが。14日に米超党派議員が失業給付の拡充措置などに絞った法案を公表したことで与野党が合意に達しやすくなったとの見方もあるようだ。
テクニカル的には米ドル円は上方に位置する5日移動平均線(103.911円)や20日移動平均線(104.122円)などがレジスタンスとして意識される可能性が考えられそうか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
