米ドル円はリスク許容度が改善し売られる

[概況]

14日、欧米時間帯の外国為替市場において米ドル円は、弱含みの展開となり一時106.970円の安値を付け、107.230円で終了した。米国の新型コロナウイルス感染についてクオモ知事が会見で「最悪を脱した。我々が賢明であり続ければ、平常へと続く道に踏み出せる」と述べた。
 
また、トランプ大統領は感染者の増加ペースが緩やかになりつつあるとし、米国内での経済活動再開に向けた指針を近く策定することを明らかにしている。米国市場では、新型コロナウイルス収束と経済活動再開への期待感から、これまでのリスク許容度が改善しドル売りが強まった格好となった。
チャートも日足線の5日移動平均線に上値が抑えられた格好になっており、下値探りの展開が続くと予想する。

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

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