[概況]
31日の東京外国為替市場の米ドル円は、多少の変動はあったが値動きは限定手で、方向感の定まらない印象があった。
序盤は110円台後半を中心とし、落ち着いた雰囲気で取引を開始。
中盤に差し掛かると徐々に買いが強まり、本日の高値111.230まで上昇した。
しかし、終盤にかけては売り圧力が高まり、取引が開始された水準である110円台後半へ逆戻りしている。
この後はNY時間に5月シカゴ購買部協会指数、4月米中古住宅販売仮契約の発表が控えるが、レンジをブレイクするほどインパクトのある指標ではないため、米ドル円は引き続き方向感の定まらない取引が続きそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
