[概況]
大暴落から一夜明けた4日の東京外国為替市場は、総じて買戻しが優勢だった。
米ドル円は序盤から108.00円を試す展開で、中盤には高値108.460円まで上昇した。ただ、欧州時間に入ると弱含み、現在は107.90円台である。
この後は、米雇用統計に注目だ。今回は、事前のADP雇用統計が予想を大幅に上回ったため、期待感を高めるFX参加者は多そうだ。
また、パニック的に下落した直後だけに、良好な結果が出れば、相場が回復するスピードも速いかもしれない。米ドル円が上昇した場合は、窓埋めが完成する水準である109.00円近辺を、上値の目処として予想したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
