米ドル円が買い戻されるも、上値は重い。

[概況]

25日の東京外国為替市場における米ドル円は、買戻しが優勢だった。昨日は、欧米時間に伝わった米朝首脳会談中止の報道にリスク回避姿勢が強まり、米ドル円は一時108円台まで水準を切り下げた。
 
しかし、本日の東京時間の米ドル円は、下落に対する買戻しの動きが優勢となり上昇している。詳しく値動きを追うと、序盤から買い進められる展開で、早い時間帯には119円台半ばまで水準を回復させる。
中盤に入っても買いの動きは優勢で、一時本日の高値109.760円まで上昇する。
この後の米ドル円は、上記した米朝首脳会談中止による北朝鮮情勢の先行き不透明感を理由に上値が重くなってきそうだ。
 
実際、東京時間では買いが優勢だった米ドル円は、欧州時間に入ると徐々にその上昇分を削ってきており、現在は109.500円近辺での推移が続いている。

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

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