[概況]
29日、東京外国為替市場の米ドル円は112円台後半付近では上値が重い展開となった。
東京時間、米ドル円は仲値公示にかけて、実質的な五・十日に伴う国内輸入企業などの米ドル買いで一時112.680円付近まで上昇した。
その後も、米ドル円は一時112.740円まで上昇し、本日高値を更新したが、112円台後半付近では上値が重いようだ。
現在、欧州時間に入り米ドル円は112.500円付近を推移している。このあとは8月米PCEコアデフレーター(予想:前年比1.5% 前回:前年比1.4%)や9月米ミシガン大学消費者信頼感指数(予想:95.3 前回:95.3)など、米経済指標の発表を予定している。
テクニカル的には米ドル円は下値付近に5日移動平均線(112.314円)や200日移動平均線(112.032円)などが控えており、下値のサポートとなるか注目をしたい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
