[概況]
8日の東京外国為替市場は、米ドル円が109円台を何度かトライしたが、明確に上抜けることはできなかった。
米ドル円は序盤こそ108円台半ばでもみ合うも、中盤では買いが優勢で109.00円を上抜ける。
そしてこれ以降、米ドル円は109円を上抜けると売られ、売られれば買われて再び109.00円を試すといった動きを繰り返す。
この動きから言えることは、米ドル円の基調は強いものの、節目109.00円を抵抗帯とみている参加者が多いため、同水準を明確に上抜けるには新たな材料が必要だということか。
この後は、目立った経済指標の発表がないため、109.00円での攻防はしばらく続きそうか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
