米ドル円、109円台で底堅い

[概況]

4日、欧米時間の外国為替市場において、米ドル円は一時109.020円付近まで下落するも、その後は109.300円付近まで水準を回復する展開となった。
イエレン米財務長官がアトランティック誌のインタビューにおいて、米財政収支の拡大に伴い「米経済が過熱しないように確実を期するには、金利はやや上昇せざるを得ないかもしれない」と述べたことで米量的緩和の縮小や米利上げ時期について議論が進む可能性などの思惑が広がり、米ドル円は反発した。

また、その後ウォールストリートジャーナル(WSJ)主催のオンラインペイントで、イエレン米財務長官は米金利について、推奨しているわけではないと述べ、FRBの独立性を尊重している。

テクニカル的には米ドル円は5日移動平均線(109.171円)付近が引き続きサポートとして意識されそうか。

[提供:AIゴールド証券株式会社]

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