米ドル円、108円台半ばで底固い動き。

[概況]

17日東京時間の外国為替市場において、米ドル円は底固い動きを見せている。先週末、前回値からの改善を見せた小売売上高を好感し、行き過ぎた米利下げ懸念を巻き戻す形で進んだ米ドル買いの流れが本日も継続した格好。
 
週末、ロス商務長官からG20会期内に予定される米中首脳会談について、弱気な見通しが示されたが市場は米ドル売りに傾斜しておらず、まずは19日にかけて行われるFOMCの結果へ市場の関心は向かっているようだ。米ドル円は朝方位置した108円台半ばの水準を維持しながら、一時108.72円まで本日高値を更新する場面も見られた。108.51円付近に差し掛かる5日移動平均線がサポートとして機能しており、同線を支えに再度109.00円の大台に復帰できるかが目先の焦点となりそうだ。
 

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

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