米ドル円、107円は届かず。

[概況]

昨日のNY市場は、米朝首脳会談の実現が前向きに進んでいるとの報道を受けて、リスク選好姿勢が強まり、米ドル円は一時107円台を回復した。29日の米ドル円は、朝鮮半島の有事と米中の貿易対立のリスク後退で上昇が期待されるも、利益確定の売りと思われる動きに押され、勢いは続かなかった。

序盤、米ドル円は106円台の後半を維持していたが、次第に上記の理由で売り圧力が強まり、東京時間終盤に差し掛かる頃には本日の安値106.380円まで下押している。

このように、東京時間で米ドル円はやや売られたが、大きな値崩れに至っていなことから、リスク回避の後退姿勢は維持されていると見てよさそうか。今後の米ドル円だが、約1ヶ月半ぶりとなる108円をどのような形でトライしてくるかを注目してみたい。

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

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