米ドル円、105円台半ばで動意薄い

[概況]

29日午後の東京外国為替市場において、米ドル円は105.50円を中心に同意の薄い展開であった。本日は、NY時間にクラリダFRB副議長やウィリアムズNY連銀総裁等、複数のFOMCメンバーによる発言が予定されており、様子見ムードが強まった格好。
米ドル円は、今月半ばに一時105円台を割れ込む水準まで弱含んだものの、すぐに盛り返し同水準での底固さを確認した。
 
現在位置する105円台後半の入り口には、20日移動平均線が差し掛かっており、一旦の上値目途として意識されている。同線を明確に上抜けることができれば、9月初旬に位置した106円台半ばを目指す展開へとつながることが期待でき、本日のFRB当局者の発言がそのきっかけとなるか注目したい。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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