[概況]
1日、東京外国為替市場の米ドル円は、110円を挟み小動きの展開となった。北朝鮮リスクは払拭されてはいないものの、リスク回避のドル売りの動きは一時緩まっている。
また、本日は米雇用統計が控えており、先日のADP雇用統計の雇用者数の増加やGDPの伸びなど、ドルが買われる材料も出てきている。
しかし本日、米ドル円は上昇しているわけではないのが気になるところだ。
いずれにせよ、前回の雇用統計では雇用者数が20.9万人と大きく伸びていたわけだが、今回は18万人と、それほど伸びない予想となっている。雇用者数だけが材料ではないが、予想を下回るようであれば、米ドル円の上値は重たくなりそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
