[概況]
23日、東京外国為替市場の米ドル円は一時112.815円まで弱含む展開なった。
米国の感謝祭に続き本日、本邦は勤労感謝の日で祝日となっており、取引参加者は限定的だ。
米ドル円は閑散とした商いのなか、小幅ながら下値を探る動きとなっている。
現在、米ドル円は112.880円付近で推移している。
また、クロス円では、前日に英国とEUがブレグジット後の将来の関係について合意する草案文書が作成されたとの報道や、その後スペインのサスチェス首相から英領ジブラルタルの問題などの指摘があり、英ポンド円は上下に乱高下する展開などが見られたが、本日、東京時間では英ポンド円は145円台前半から半ば付近で推移し、取引は閑散とした様子。
テクニカル的には米ドル円は下値付近に一目均衡表の雲上限(112.799)などが控えており、サポートとなるか注目したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
