米ドル円、一時107円台割れで戻りも限定的

[概況]
 
4日東京時間の外国為替市場において、米ドル円は上値の重い推移となった。昨日行われたFRBによる緊急利下げを受けての米ドル売りが一巡し、ショートカバーから水準を戻したものの、戻りも107円台半ばまでと限定的で、上値の重さが目立つ形となった。
 
早い段階で利下げが実現されたものの、市場は早くも追加利下げの可能性を織り込み始めており、積極的な米ドル買いは生まれにくいようだ。
米ドル円は朝方に一時106.84円の年初来安値を示現して以降はじりじりと水準を戻したものの、高値も107.70円までと昨日まで位置した108円台には届いていない。108.07円にここまで上値抵抗として機能している5日移動平均線が差し掛かっており、当面は107円台以下が中心の取引が継続しそうだ。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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