神経質な展開か。

2日の日経平均株価は小反落し、2万6818円(前営業日比29円安)引けとなった。
あすからの三連休の間にFOMCの結果発表が控えているため、強弱感が定まらなかった。
 
朝方は好業績株買いや円安を支えに前場早々に上げ幅が110円を超えた。ただ、米金融引き締めへの警戒感は根強く、先物に断続的な売りが出て下げに転じ、下げ幅は一時230円を超えた。売り一巡後は、時間外取引での米株価指数先物高を支えに再度プラス圏入りする場面もあったが、買いは続かず、大引けにかけては小安く推移した。連休中にFOMCを控え、様子見気分に傾いた。
チャート上では、三角もちあい形成の動きにあり、きっかけ1つでどちらかに振れる可能性もありそうだ。
 
3連休明け6日の日経平均株価は、神経質な展開か。
三連休明け6日金曜日の東京市場では、FOMCの結果を受けた米国株がどう動いたかが焦点となるだろう。米国マーケットがどう反応するかが注目される。今回は0.5%の利上げと量的引き締め(QT)が決まる見通しだ。株価調整が先行したことで、織り込みが進み、結果を受けてアク抜けにつながるとの見方は少なくない。
むろん、市場の反応については「不透明であり、軽々に判断できない」との声も聞かれた。引き続きウクライナ・ロシア問題や、中国での新型コロナウイルス感染状況も注視する必要があるが、一方で決算発表をにらみ個別株物色が意識されやすい面もあるだろう。
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(2日現在)
 
28381.90  ボリンジャー:+2σ(13週)
28222.10  ボリンジャー:+2σ(25日)
28110.69  均衡表雲下限(週足)
28060.03  200日移動平均線
27705.66  ボリンジャー:+1σ(25日)
27650.54  26週移動平均線
27650.06  ボリンジャー:+1σ(13週)
27321.34  均衡表基準線(週足)
27194.93  均衡表基準線(日足)
27189.21  25日移動平均線
27014.47  75日移動平均線
26918.22  13週移動平均線
 
26818.53  ★日経平均株価2日終値
 
26815.84  均衡表転換線(日足)
26748.03  均衡表雲上限(日足)
26741.54  6日移動平均線
26672.76  ボリンジャー:-1σ(25日)
26644.62  均衡表雲下限(日足)
26587.76  ボリンジャー:-1σ(26週)
26510.28  均衡表転換線(週足)
26334.98   新値三本足陰転値
26186.38  ボリンジャー:-1σ(13週)
26156.31  ボリンジャー:-2σ(25日)
25639.87  ボリンジャー:-3σ(25日)
25524.99  ボリンジャー:-2σ(26週)
 

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