6日の日経平均は反発。248円高の2万2147円75銭と2万2000円を回復して取引を終えた。米中間選挙の結果を見極めたいとする模様眺めムードの中、5日の米国市場でNYダウやS&P500が概ね堅調推移となったほか、円相場が1ドル113円30銭台と円安で推移していたことなどが材料視された。
明日7日の東京株式市場は、神経質な展開か。
注目の米中間選挙(現地6日投開票)は、日本時間7日昼頃には大勢が判明する見通しで、振れ幅は大きくなる可能性がある。
また、SQ(特別清算指数)算出週の中日となる水曜日は機関投資家の持ち高調整の売買が膨らみ、相場が荒れやすい傾向があり、先物売買には注意する必要があろう。
■上値・下値テクニカル・ポイント(6日現在)
23227.29 ボリンジャー:+1σ(26週)
23078.93 均衡表雲下限(日足)
22747.34 13週移動平均線
22710.00 均衡表転換線(週足)
22710.00 均衡表基準線(週足)
22710.00 均衡表基準線(日足)
22693.67 75日移動平均線
22625.19 26週移動平均線
22517.18 25日移動平均線
22397.03 200日移動平均線
22147.75 ★日経平均株価6日終値
22023.09 ボリンジャー:-1σ(26週)
21967.79 ボリンジャー:-1σ(13週)
21944.63 均衡表雲上限(週足)
21892.63 6日移動平均線
21684.43 均衡表雲下限(週足)
21640.18 均衡表転換線(日足)
21625.74 ボリンジャー:-1σ(25日)
21420.99 ボリンジャー:-2σ(26週)
21188.24 ボリンジャー:-2σ(13週)
21149.80 新値三本足陰転値
終値は5日線を6日連続で上回ったが、ザラ場高値は一昨日のローソク足の胴体部分を超えられず、押し目買い需要と上値の重さの両方を強く印象付けた。25日線が下降して200日線とのデッドクロスが迫っており、下落トレンドが強まるリスクに留意したい。
ボリンジャーバンドでは、日々線は下降中の中心線に頭を押さえられ、上値の重さを再確認した。RSI(9日)は50.91%と節目の50%を上回って値戻し継続に道を開いた形。
今後RSIの上昇が日経平均の上昇をサポートしよう。
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