目先の日本株は下げづらく上げやすい地合いか

 

 
 
 
Market Data
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【日経平均】
41171円32銭(△1396円40銭=3.51%)
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【TOPIX】
2926.38(△90.19=3.18%)
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【グロース250】
756.90(△13.83=1.86%)
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【プライム売買高】30億2405万株(△13億4086万株)
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【売買代金】7兆1081億円(△2兆9004億円)
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【値上がり銘柄数】1373(前日:687)
【値下がり銘柄数】231(前日:877)
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【新高値銘柄数】179(前日:108)
【新安値銘柄数】2(前日:17)
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【25日騰落レシオ】119.88(前日:115.19)
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■本日のポイント
 
 1.日経平均は急反発、一時1500円超の大幅高で新高値
 2.先物主導で買い戻しを誘発、4万1000円台まで浮上
 3.日米関税交渉の合意を好感、リスクオン一色の地合い
 4.石破首相の退陣表明報道も全体相場の上昇を助長する
 5.トヨタ筆頭に自動車セクターの物色人気が際立つ展開
 
 
日経平均は約1年ぶりに4万1000円台を回復した。8月1日の関税期限までに合意したことがサプライズとなった。関税率が25%から15%に引き下げたことも、短期的には株式市場に好影響を及ぼすことになるだろう。また、S&P500やナスダックが最高値圏にあるなか、日本株は相対的に出遅れていることもあり、割安修正の動きが続くことになりそうだ。
 
大幅高となる中でも直近で強かった半導体株や電線株はクールダウンしており、個別で過熱感が強いものはそれほど多くない。日本株を取り巻く環境は大きく変わった。きょうの終値は4万1171円。
反動が出てきたとしても4万円近辺では上昇に乗り遅れた投資家からの買いが入るだろう。不透明感の払しょくや自動車関連の業績不安後退などを背景に、目先の日本株は下げづらく上げやすい地合いが続く公算が大きいだろう。
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(23日現在)
 
43239.99  ボリンジャー:+3σ(26週)
42477.87  ボリンジャー:+3σ(13週)
41453.39  ボリンジャー:+3σ(25日)
41412.50  ボリンジャー:+2σ(26週)
41183.05  ボリンジャー:+2σ(13週)
 
41171.32  ★日経平均株価23日終値
 
40825.10  ボリンジャー:+2σ(25日)
40315.75  均衡表転換線(日足)
40196.82  ボリンジャー:+1σ(25日)
40001.33  6日移動平均線
39888.22  ボリンジャー:+1σ(13週)
39684.46  均衡表基準線(日足)
39585.01  ボリンジャー:+1σ(26週)
39584.58   新値三本足陰転値
39568.53  25日移動平均線
39254.80  均衡表転換線(週足)
38940.24  ボリンジャー:-1σ(25日)
38593.40  13週移動平均線
38311.95  ボリンジャー:-2σ(25日)
38181.78  200日移動平均線
 
 
6月30日に付けたザラ場の今年最高値40852.54円や節目の41000円を突破してローソク足は大陽線で終了。パラボリックが買いサイン点灯を開始したほか、株価下方で5日や25日の移動平均線が上昇角度を増し、短期的な騰勢の強まりを確認する形となった。52週線が上向きに転じたことに加え、週足の一目均衡表が三役好転の強気形状を示現し中長期ベースでも強気局面入りを示唆している。
 
 
 

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