日経平均は4日ぶりに大幅反発。6日ぶりに陽線を形成しており、久々に場中に強い動きを見せた。建機やロボット、半導体など、いわゆる主力どころの銘柄が軒並み大幅高となっており、先に期待の持てる上昇。ここまでの売られ方を鑑みると、ようやく下げ止まったという程度ではあるが、商いもかなり膨らんでおり、目先の底打ち感は強まる可能性がある。
明日(31日)の東京株式市場は、きょうの売買代金増加を伴った大幅反発によって、市場心理がやや改善することが予想され、好内容の4~9月期決算や19年3月期通期業績見通しを発表した銘柄への買いがリード役となり小康状態となりそうだ。
2万1500円を上回ってくるようなら、リバウンド狙いの買いにも勢いがつくであろう。特にきょうの動きが良かった半導体株に買いが続くかを注視しておきたい。
■上値・下値テクニカル・ポイント(30日現在)
22442.04 200日移動平均線
22010.78 新値三本足陽転値
21984.98 ボリンジャー:-1σ(26週)
21922.53 均衡表転換線(日足)
21915.65 ボリンジャー:-1σ(25日)
21898.37 均衡表雲上限(週足)
21860.75 ボリンジャー:-1σ(13週)
21684.43 均衡表雲下限(週足)
21527.06 6日移動平均線
21457.29 ★日経平均株価30日終値
21351.53 ボリンジャー:-2σ(26週)
21023.09 ボリンジャー:-2σ(13週)
20904.59 ボリンジャー:-2σ(25日)
20718.08 ボリンジャー:-3σ(26週)
20185.42 ボリンジャー:-3σ(13週)
19893.54 ボリンジャー:-3σ(25日)
上げ幅307円49銭は、直近3日合計の下げ幅941円38銭のほぼ3分の1戻しに相当する。25日線との下方乖離率は6.4%と依然、売られ過ぎを示す5%を超えているため、日経平均は自律反発の継続を見込める水準にある。日経平均が今月18日以来の5日線超えで引けたこともあり、明日31日の続伸に期待をつないだ形だ。
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