為替動向に変化が見られるかが注目

25日の日経平均が大幅続落。
終値は前日比271円安の2万3669円で、今月12日以来、約2週間ぶりの安値をつけて引けた。前日の米国株は上昇したものの、1ドル=108円台まで進んだ円高を嫌気して輸出株中心に売りが広がった。今晩のECB(欧州中央銀行)理事会を前に押し目買いも限定的で日経平均は再び2万4000円前後が上値のカベとなるもち合い商状へと逆戻りとなった。
 
今晩のECB理事会およびドラギ総裁会見を受けて、為替動向に変化が見られるかが注目される。ドラギマジックが円高警戒を取り除いてくれる展開に期待したい。
また、そうなれば、この先は決算銘柄の数も増えてくるため、来週以降の地合いは改善に向かうと考える。
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(25日現在)
 
24354.26  ボリンジャー:+2σ(25日)
24124.15  新値三本足陽転値
23989.63  ボリンジャー:+2σ(13週)
23889.19  ボリンジャー:+1σ(25日)
23889.19  均衡表転換線(日足)
23853.70  6日移動平均線
 
23669.49  ★日経平均株価25日終値
 
23489.63  ボリンジャー:+1σ(13週)
23424.11  25日移動平均線
23303.83  均衡表基準線(日足)
23147.18  ボリンジャー:+1σ(26週)
23124.28  均衡表転換線(週足)
22989.62  13週移動平均線
22959.04  ボリンジャー:-1σ(25日)
22617.01  均衡表雲上限(日足)
22548.72  75日移動平均線
22493.97  ボリンジャー:-2σ(25日)
22489.62  ボリンジャー:-1σ(13週)
22028.89  ボリンジャー:-3σ(25日)
 
 
【信用規制・解除】銘柄
(25日大引け後 発表分)
■ナノキャリア <4571> [東証M]
東証と日証金が26日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施する。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。

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