日経平均は大幅高。後場には失速したものの、前場で大きく水準を切り上げていたことから、3営業日連続で3桁上昇かつ陽線を形成した。先週までがかなり弱かったことから、個別で見ると過熱感のある銘柄はそれほど多くない。決算発表が多く材料には事欠かないだけに、目先は下げづらく上げやすい地合いが続きそうだ。
あすは日銀金融政策決定会合の結果が発表される。
衆院選投開票の直後でもあり、政策変更はないとみられている。ただ、結果が出た後の為替動向には注意を払っておきたい。
市場では与党大敗により日銀が利上げをしづらくなるとの見方があり、現状維持の場合にはドル円が円安に振れる可能性がある。動きが良くなった今の日本株であれば、そのことをポジティブに捉えて外需買いが盛り上がると思われる。
今回は波乱の要素は少ないだけに、日銀会合を無難に消化して、指数がもう一段上を試しに行く展開に期待したい。
■上値・下値テクニカル・ポイント(30日現在)
40736.34 ボリンジャー:+2σ(13週)
40591.08 ボリンジャー:+3σ(25日)
39994.42 ボリンジャー:+2σ(25日)
39910.55 新値三本足陽転値
39866.58 ボリンジャー:+1σ(26週)
39408.20 ボリンジャー:+1σ(13週)
39397.76 ボリンジャー:+1σ(25日)
39277.39 ★日経平均株価30日終値
38954.21 均衡表基準線(日足)
38801.09 25日移動平均線
38565.04 均衡表転換線(日足)
38491.45 6日移動平均線
38485.13 26週移動平均線
38347.71 200日移動平均線
38204.43 ボリンジャー:-1σ(25日)
38080.07 13週移動平均線
38061.63 75日移動平均線
37778.49 均衡表雲上限(週足)
37752.61 均衡表転換線(週足)
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