欧米株の反落を受け、売りが先行か

20日の東京株式市場は前週末の欧米株の反落を受け、売りが先行するとみられる。
ただ、好調な企業業績を背景に先高期待は依然として強いとみられ、中長期の資金や短期的なリバウンドを狙った買いなどが入ることも見込まれ、売り一巡後は、底堅く推移することも想定される。
日経平均株価予想レンジは、2万2200円-2万2400円を想定する。
 
また、為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の前半と円高に振れている。
特に円高が重しとなりそうだ。112円割れとなってくると、円高進行への警戒も強まる可能性もある。
5日線(2万2307円、17日時点)が控える2万2300円どころはいったんサポートとして意識されるだろうが、112円割れとなるようだと、円高が一段の株安を誘引するような展開も考えられる。
17日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所終値比120円安の2万2330円だった。
 
外資系5社の寄り付き前注文動向は、売り510万株、買い1450万株、差し引き940万株の買い越し。金額ベースは159億円の買い越し。
 
 
【好材料銘柄】 
■竹本容器 <4248>
今期経常を一転6%増益に上方修正・最高益、配当も2円増額。
 
■ユニバーサルエンターテインメント <6425>
米ウィン・リゾーツ社に対しウィン・リゾーツ株式2455万株の返還と10億ドル超の損害賠償を求めた訴訟に進展。ネバダ州裁判所がウィン・リゾーツの略式判決の申立てを棄却し、来年4月16日から事実審理が開始されることになった。
 
■ブライトパス・バイオ <4594>
多能性幹細胞を用いた免疫機能再建法に関する特許が米国に続き、国内でも成立。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
20(月)
10月貿易統計(8:50)
 
【海外】
米10月CB景気先行総合指数(11/21 0:00)
《米決算発表》
インテュイット
休場:メキシコ、ブラジル

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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