欧州勢が復帰もドルは小幅揉み合い継続

[概況]

欧州時間に原油価格が上昇して資源国通貨は買われ、序盤にNZドルは80円台に乗せ、其の後豪ドルも88円台に乗せた。
ドルも当日高値113.400円まで上昇したが113円半ばを超えられずに揉み合いに戻った。
 
其の後NY市場で発表された米12月コンファレンスボード消費者信頼感指数は予想を下回ったが11月中古住宅販売件数は予想を上回るなどマチマチでドルには影響薄な一方、対ドルでの上昇からユーロは当日高値で2015年10月22日以来となる134.990円まで上昇した。
 
ドルは終日小幅揉み合いとなり、高値(113.400円)と安値(113.145円)の差は25.5銭しか無い小動きだった。年末を控えて市場参加者が減り、ドルが小動きとなる中でユーロは2年ぶりの高値を付けたが、来年以降の緩和縮小に対する期待がユーロを押し上げた様だ。しかし明日は年末であり、ここからのユーロ買いはお勧めせず、様子見の方が良さそうだ。

[提供:カネツFX証券株式会社]

株ちゃんofficial xはこちら!
目次