6日の日経平均株価は、前日比340円63銭安の2万7472円63銭と大幅に続落して取引を終えた。手がかり材料に乏しいなか、模様眺めムードが広がり、手じまい売りが優勢だった。ディフェンシブ株以外は総売りといった地合いの中、前場では弱いながらも2万7500円を下回ると押し目を拾う動きも見られた。しかし、後場に入ると2万7500円より下で推移する時間が長く、安値圏でのもみ合いが続いた。終盤には下げ幅を400円近くに広げる場面もあり、2万7500円を下回って取引を終えた。急にこれほど弱くなる？というくらい、弱さが目立った1日。
7日の日経平均株価は、手がかり材料に乏しいなか、様子見姿勢が強まりそう。
米国市場が現地7日、聖金曜日（グッドフライデー）で、株式および債券市場が休場（為替市場は通常通り）で、3連休となることから海外投資家からの注文減少が見込まれ、動意に欠ける展開となることも予想される。市場では、「米国の労働情勢の変化による景気への影響が懸念され、模様眺めムードが強まりそう」との声が聞かれた。
きょう日経平均株価の終値は2万7472円。この下には13週線（2万7423円、6日時点、以下同じ）、26週線（2万7336円）、52週線（2万7301円）など週足の節目が多くあることから、この近辺でいったん売りは一巡すると考える。ただし、派手な下げがあすも続いて、これらのすべてを下回って週を終えてしまった場合には、直近まで売り手不在であったのが、買い手不在にガラッと変わる可能性があり注意したい。
■上値・下値テクニカル・ポイント(6日現在)
28287.42 新値三本足陽転値
28190.68 ボリンジャー:＋1σ(25日)
27997.76 ボリンジャー:＋1σ(26週)
27957.37 ボリンジャー:＋1σ(13週)
27930.98 6日移動平均線
27823.57 均衡表転換線(日足)
27739.82 25日移動平均線
27683.86 均衡表転換線(週足)
27683.86 均衡表基準線(日足)
27472.63 ★日経平均株価6日終値
27423.63 13週移動平均線
27410.26 均衡表雲上限(日足)
27396.93 均衡表雲上限(週足)
27370.89 200日移動平均線
27336.52 26週移動平均線
27321.34 均衡表雲下限(週足)
27288.95 ボリンジャー:-1σ(25日)
27214.01 75日移動平均線
27198.34 均衡表基準線(週足)
26928.79 均衡表雲下限(日足)
26889.90 ボリンジャー:-1σ(13週)
26838.08 ボリンジャー:-2σ(25日)
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