様子見で軟調か

 
14日の東京株式市場は、軟調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万8400円-3万8800円を想定。(13日終値3万8720円47銭)
 
米国株はまちまち。ダウ平均が下落した一方、S&P500とナスダックが上昇した。ダウ平均は65ドル安の38647ドルで取引を終えた。
 
日銀の金融政策決定会合の結果や、その後の植田和男総裁の記者会見の内容を確認したいとして、様子見姿勢が強まりそう。また、株価指数先物・オプション6月限のSQ(特別清算指数)値算出日にあたることから、市場推定値が意識される場面も想定される。
 
日銀結果を確認しても総裁会見を見極めるまでは腰の入った買いは入りづらく、前後場通して弱い動きが続くと予想する。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=156円台の後半(13日は157円26-28銭)、ユーロ・円が1ユーロ=168円台の半ば(同170円07-11銭)と円高方向に振れており、輸出関連銘柄には重しとなりそう。
 
シカゴ日経平均先物9月限の円建て清算値は、13日の大阪取引所清算値比140円安の3万8580円だった。
 
 
【好材料銘柄】  

■アールプランナー <2983>
2-4月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。

■GA technologies <3491>
上期最終は2.5倍増益で着地。また、中期経営計画を策定。26年10月期に事業利益100億円(23年10月期実績は21億円)を目指す。

■アエリア <3758>
発行済み株式数(自社株を除く)の4.5%にあたる100万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月14日から12月23日まで。

■スマレジ <4431>
今期経常は20%増で3期連続最高益更新へ。

■サンバイオ <4592>
2-4月期(1Q)経常は黒字浮上・上期計画を超過。

■プレミアアンチエイジング <4934>
2-4月期(3Q)最終は黒字浮上。

■Japan Eyewear Holdings <5889>
2-4月期(1Q)最終は5倍増益で着地。

■ダブル・スコープ <6619>
2-4月期(1Q)経常は9.3億円・上期計画を超過。

■トップカルチャー <7640>
株主優待制度を導入。毎年10月末時点で500株以上を保有する株主を対象に、保有株数と保有期間に応じて1000~3000円分の図書カードを贈呈する。上期経常が赤字縮小で着地・2-4月期も赤字縮小。

■丹青社 <9743>
2-4月期(1Q)経常は89%増益で着地。

 
 
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
14(金)
【国内】
植田日銀総裁会見
4月第3次産業活動指数(13:30)
メジャーSQ
《決算発表》
パーク24、三井ハイテ、エイチ・アイエス、ギフトHD、ヤーマン、フリービット、MSOL、アクシージア、ネオジャパン、HEROZ、INTLOOP、AB&C、ツクルバ、Eインフィニティ、tripla、イタミアート

【海外】
米5月輸出物価指数(21:30)
米5月輸入物価指数(21:30)
米6月ミシガン大学消費者態度指数(23:00)

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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