様子見か

 
 
Market Data
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【日経平均】
38946円93銭(▲122円75銭=0.31%)
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【TOPIX】
2759.72(▲8.32=0.30%)
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【グロース250】
633.41(▲9.04=1.41%)
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【プライム売買高】15億7678万株(▲2億2693万株)
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【売買代金】3兆9174億円(▲2336億円)
【値上がり銘柄数】575(前日:1142)
【値下がり銘柄数】1006(前日:463)
【新高値銘柄数】108(前日:102)
【新安値銘柄数】40(前日:31)
【25日騰落レシオ】98.13(前日:99.28)
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■本日のポイント
 
 1.日経平均は122円安と反落、朝高後は値を消す展開に
 2.前日の米市場はハイテク株高でナスダック指数は最高値
 3.日経平均の上値は重く様子見姿勢で売買代金も細り気味
 4.東エレクやディスコが高く、レーザーテク、ルネサスは軟調
 5.前日に決算を発表した東京海上やMS&ADが買いを集める
 
 
 
日経平均株価は反落。前日の米ハイテク株高を受け、朝方は値を上げてスタートしたが上値は重く、買い一巡後は値を消す展開となった。
後場マイナス転換。高く始まった後は買いが続かなかった。終値(3万8946円)で3万9000円を割り込んだことは印象が悪い。
プライムの売買代金は日通しで4兆円に届いていない。商いが薄い中で後場に売りだけが急がれており、悲観するほどの動きではないだろう。
 
大きな相場のポイントは世界的なカネ余り相場の行方であり、基調にある過剰流動性を背景に短期筋などのホコ先は生成AIに絡む半導体株に向かっている面がある。エヌビディアの決算が予想を上回れば半導体株が一段高となり、下回れば半導体に向かっていた資金は他セクターに向かい、株式市場から流出するには至らないだろう。
 
あすも模様眺めムードが強まるだろう。下に控えた5日線(3万8821円、21日時点)がサポートとして機能するかに注目しておきたい。それでは、またあした。
 
 
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(21日現在)
 
40815.66  新値三本足陽転値
40029.13  ボリンジャー:+1σ(13週)
40026.23  ボリンジャー:+3σ(25日)
39707.65  均衡表雲上限(日足)
39627.55  ボリンジャー:+1σ(26週)
39460.87  ボリンジャー:+2σ(25日)
39021.81  13週移動平均線
 
38946.93  ★日経平均株価21日終値
 
38895.50  ボリンジャー:+1σ(25日)
38856.21  均衡表転換線(週足)
38744.34  6日移動平均線
38703.37  均衡表転換線(日足)
38685.53  75日移動平均線
38387.67  均衡表雲下限(日足)
38330.13  25日移動平均線
38253.94  均衡表基準線(日足)
38014.48  ボリンジャー:-1σ(13週)
37764.77  ボリンジャー:-1σ(25日)
37199.40  ボリンジャー:-2σ(25日)
37074.50  26週移動平均線
37007.16  ボリンジャー:-2σ(13週)
 
高値と安値はともに前日のレンジ内に収まり、39000円前後での売り買い拮抗状態を窺わせた。25日移動平均線を下回ることなく推移したが、ローソク足は陰線で終了。25日線自体が下降を続けていることもあり、上値の重さを再確認する格好となった。東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は98.12%(昨日99.28%)と中立圏中央の100%近傍にとどまり、足元では方向感が定まりにくいようだ。
 

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