[概況]
日経平均の大幅下落に東京市場で当日安値まで下げたドルやユーロは其の後徐々に値を戻して揉み合いとなり、欧州市場序盤にユーロは135.800円、NY市場序盤にドルは109.660円のそれぞれ当日高値まで反発した。
其の後下落で始まったNY株式市場が大きく反発してプラスを回復した事などに為替市場もリスク回避の動きが後退して、ドルは109円台前半で揉み合いとなった。そしてダウが引けに掛けて大きく上昇するとドルも109円台半ばを超え、最後は前日比+44.5銭高の109.610円と反発して引けた。
株価上昇によるリスク回避後退にドル以外の主要通貨も上昇し、7日朝方に発表されたNZ第4四半期失業率が予想より低下するとNZドルは買われて引け間際に急騰し、前日比+1.15円の大幅高で引けた。
株式市場は調整の幅が大きく、底を打ったと言う事は出来ないが、ドルやユーロは買いで良いのではないか。
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