[概況]
NY市場で発表された10月NY連銀製造業景気指数は予想を上回る一方、9月小売売上高は予想を下回るなどマチマチな結果だったが、ドルは小売売上高の結果の方に反応して上値を抑えられ、其の後NY株式市場が軟調に始まると更に値を下げた。
しかしダウがプラスを回復する反発にドルも買い戻されて値を戻し、其の後は株価の前週末引値を挟んだ動きにドルも小幅揉み合いとなり、最後は前週末比-43.5銭の111.755円で引けた。ユーロも下げ(-27銭)、メイ英首相がEU離脱交渉で進展が見られるとしたが、2、3重要な問題もあるとした事からポンドも売られた(-57銭)。
一方米国人牧師を開放して米国との関係改善が期待出来るトルコリラは8月13日に付けた最安値15.30円からの戻り高値(19.45円)と同値まで戻し、最期は+34銭高の19.33円で引けるなど、20円を回復する事が出来るかに注目している。
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