東証10時 280円安の22,511円 一時350円超と下げ幅拡大

【寄り付き概況】
10日の東京株式市場寄り付きの日経平均株価は、一時、下げ幅を広げ、前日比356円安の2万2511円まで下げる場面があった。10時段階での日経平均は、280円89銭安の2万2587円82銭となっている。

米税制改革の先行き不透明感を背景にした9日の米欧株安を嫌気し、利益確定売りが先行した。対ドルでの円強含みも重しとなり、軟調に推移した。

その後は、日銀のETF買い期待もあって下げ渋っているが、戻りは限定されている。
 
10時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆3027億円、売買高は6億7955万株。 東証1部の値下がり銘柄数は1612、値上がりは360、変わらずは62だった。

個別では、東エレクなどのハイテク関連が下げ幅を拡大、今期の業績予想を下方修正したブリヂストンは引き続き大幅安の水準で推移している。半面、原油先物相場の上昇を受けて国際石開帝石が上昇している。

東証業種別株価指数では全33業種中、30業種が下落している。
値下がり率上位業種は、ゴム製品、非鉄金属、水産農林。
値上がりは3業種で、石油石炭製品、鉱業、倉庫運輸関連。

225先物はクレディ・モルスタ・ドイツ・GS・シティ・パリバ・SBIが買い越し。
みずほ・三菱・メリル・アムロ・JPが売り越し。
TOPIX先物はGS・アムロ・三菱・ドイツ・SBIが買い越し。
HSBC・ドイツ・野村・JP・みずほが売り越し。

テクニカル的には大林組(1802)、ローソン(2651)、三越(3099)、スターティア(3393)、クスリアオキ(3549)、コーエー(3635)、電化(4061)、住友ベ(4203)、メディカルシステム(4350)、ツムラ(4540)、栄研化学(4549)、洋インキ(4634)、コニシ(4956)、小林製薬(4967)、アキレス(5142)、バンドー(5195)、ガイシ(5333)、日新製鋼(5413)、東京製鉄(5423)、日阪(6247)、月島機械(6332)、日トリム(6788)、めぶき(7167)、Gセブン(7508)、A&D(7745)、Aエステール(7872)、AOKI(8214)、高島屋(8233)、H2O(8242)、アクリーティブ(8423)、東和銀(8558)、三菱UFJリース(8593)、京成(9009)、飯野海(9119)、空港ビル(9706)、SCSK(9719)、ニチイ学館(9792)、JKHD(9896)が動兆。

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