東証グロース市場銘柄への個人投資家の関心は低いまま

 
東証グロース市場は先物主導による指数高、プライム市場中心の物色が継続しており、グロース市場は停滞が続いてマイナスゾーンで推移。後場後半にプラス浮上した。
同日午後に日経平均株価が一時3万6000円を上回るなかで投資家心理が強気に傾き、東証グロース市場の銘柄も次第に買いが優勢となった。ただ、資本効率の改善が期待される東証プライム市場の銘柄と比べると、PBR(株価純資産倍率)が高い東証グロース市場銘柄への個人投資家の関心は低いままで、東証グロース市場250指数は下落する場面も目立った。
グロースCoreは小幅高。東証グロース市場250指数は続伸した。終値は前週末比1.37ポイント(0.19%)高の710.13だった。
グロース市場ではQPS研究所やウェルスナビが上昇した。一方、ジーエヌアイやインフォRは下落した。
値上がり銘柄数266、値下がり銘柄数269と、売り買いが拮抗した。
 
 個別では、データセクション、ジィ・シィ企画、ティムス、アイデミー、ジャパニアスがストップ高。Amazia、クックビズは一時ストップ高と値を飛ばした。エムビーエス、ドリコム、ドラフト、ライズ・コンサルティング・グループ、リニューアブル・ジャパンなど6銘柄は昨年来高値を更新。ELEMENTS、笑美面、フューチャーリンクネットワーク、エフ・コード、セキュアが買われた。
 
 一方、サスメド、グッピーズがストップ安。ジェイフロンティア、バリュエンスホールディングスは一時ストップ安と急落した。ネットスターズ、yutoriなど3銘柄は昨年来安値を更新。エコモット、キャスター、プロディライト、アスタリスク、GRCSが売られた。
 
 

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