東証グロース(大引け)=売り買い拮抗、後場に入ると値下がり優位

12日大引けの東証グロース市場は外国為替市場でドル高・円安の進行が一服し、日銀による早期の利上げ観測が後退したことを背景に、国内の長期金利が低下した。高PER(株価収益率)銘柄が相対的に多い新興株の割高感が和らぎ、買いが優勢となった。

ispaceが26年3月期の売上高予想を下方修正したことを受け、最近比較的堅調に推移していた宇宙関連銘柄は下落した。「宇宙関連は高市政権の政策関連銘柄として買われていた」が、この日はこうした物色に一服感も出た。朝は値上がり銘柄数がやや優勢だったが、後場に入ると値下がり優位に転じた。

東証グロース市場250指数は3営業日続伸した。終値は前営業日比2.56ポイント高の735.65だった。

グロース市場ではMTGや技術承継機構が上昇した。一方、フリーやタイミーは下落した。

値上がり銘柄数273、値下がり銘柄数303と、売り買いが拮抗した。

個別ではgooddaysホールディングス、窪田製薬ホールディングス、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、中村超硬、イーディーピーがストップ高。Finatextホールディングス、セカンドサイトアナリティカは一時ストップ高と値を飛ばした。SAAFホールディングス、アールプランナー、ジェイグループホールディングス、日本ファルコム、サスメドなど19銘柄は昨年来高値を更新。トラース・オン・プロダクト、MTG、オキサイド、CYBERDYNE、MUSCAT GROUPが買われた。

 一方、GMOプロダクトプラットフォーム、GMOコマース、ポーターズ、POPER、TWOSTONE&Sonsなど7銘柄が昨年来安値を更新。勤次郎、オープンワーク、ispace、GMOメディア、アライドアーキテクツが売られた。

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