東証グロース(前引け)=値上がり優勢、テーマ株の物色

東証グロース市場はバイオや宇宙などのテーマ株の物色が目立った。市場では「年末に税負担を減らす損益通算を目的とした損切りの売りが終わり、個人が年明けの上昇を見込んで先回りした買いを入れている」との声が聞こえた。

東証グロース市場250指数は続伸した。前引けは前週末比9.19ポイント(1.36%)高の686.92だった。グロース250とグロースCoreは続伸。

グロース市場ではPowerXや免疫生物研が上昇した。一方、タイミーやFFRIは下落した。

値上がり銘柄数417、値下がり銘柄数172と、値上がりが優勢だった。

個別ではTMH、ファインズ、ジャパン・ティッシュエンジニアリングが一時ストップ高と値を飛ばした。ジェイグループホールディングス、THECOO、ノースサンド、FUNDINNO、PRONIなど12銘柄は年初来高値を更新。サイエンスアーツ、免疫生物研究所、トランスジェニックグループ、フライヤー、AeroEdgeが買われた。

 一方、インフォメティス、グランディーズ、フラー、スタートライン、リブ・コンサルティングなど7銘柄が年初来安値を更新。ビートレンド、富士山マガジンサービス、G-FACTORY、スタメン、リベロが売られた。

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