東京株式(寄り付き)=売り優勢、手掛かり材料少なく様子見

29日の日経平均株価は反落で始まった。始値は前週末比59円17銭安の5万0691円22銭。下げ幅は一時400円を超えた。

前週末の欧州株市場は総じて休場となったが、クリスマス明けの米国株市場では手掛かり材料となる経済指標なども見当たらず、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに小幅ながら下落した。両指数ともにこの日の前日まで5営業日続伸し、NYダウは合計900ドル近く上昇していたこともあって目先ポジション調整の売りに押される形に。

東京株式市場でも前週に日経平均が週間で1200円以上水準を切り上げていたため、その反動が出やすい。機関投資家の参戦は限られるなか様子見ムードは拭えないが、個人投資家による個別株物色は引き続き活発となることが予想されるだろう。

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