東京株式市場は堅調な展開か

7日の東京株式市場は、買い戻し優勢の展開を予想する。
日経平均株価の予想レンジは、2万2100円-2万2400円を想定する。
現地6日にトランプ米大統領が、エルサレムをイスラエルの首都として認定すると表明。中東情勢への影響が懸念されるが、米国株式の反応が限定的だったことから、目先的な戻りを試す場面もありそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の前半と小動き。
6日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値は、6日の大阪取引所終値比40円高の2万2240円だった。
 
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り2370万株、買い3130万株で、差し引き760万株の買い越し。買い越しは6営業日連続。金額も買い越し。
売りセクターに、薬品、小売、化学、機械、電機、情報通信、その他製品、薬品など。買いセクターに、小売、建設、化学、自動車、電機、REIT、銀行、陸運など。
 
 
【好材料銘柄】
■日本駐車場開発 <2353>
8-10月期(1Q)経常は26%増益で着地。
 
■共和工業所 <5971>
今期経常を50%上方修正。
 
■大阪油化工業 <4124>
東証が7日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
 
■トランスジェニック <2342>
抗インドキシル硫酸モノクローナル抗体を来年1月に販売開始。同抗体は尿毒症毒素の研究に貢献することが期待される。
 
【主な経済指標・スケジュール】
7(木)
11月都心オフィス空室率(11:00)
10月景気動向指数(14:00)
国内最大級の環境関連見本市「エコプロ2017~環境とエネルギーの未来展」(~12/9)
30年国債入札
《決算発表》
アルトナー、巴工業、トップカルチャ、スバル興
 
【海外】
米10月消費者信用残高(12/8 5:00)
《米決算発表》
ダラー・ゼネラル

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

株ちゃんofficial xはこちら!
目次