26日午前の日経平均株価は続伸し、前引けは前日比273円86銭高の5万8856円98銭だった。
きょう前場は前日の米株高を引き継ぎ、概ね堅調な地合いとなった。日本時間早朝に米エヌビディアの好決算が明らかとなり、これを受け半導体関連株に対して強気継続の見方が広がったものの、同関連株は朝高後に利益確定売りに押される展開になった。
東京株式市場でも関連銘柄とされるNECや富士通、野村総研などが買われた。
日経平均は寄り後早々に大幅高で一気に5万9000円台に乗せた上げ幅は700円を超えたが、その後は上値を抑えられた。
一方、自動車や銀行、サービス業といった半導体以外のセクターに買いが広がり、全体を支えた。個人投資家を中心に中小型株への物色意欲も旺盛だった。日経平均の上昇率に比べ、TOPIXやグロース市場250指数のほうが大きい。プライム市場全体の6割強の銘柄が上昇した。
日経平均は朝高後、上げ幅を縮小した。25日に米半導体大手エヌビディアが発表した四半期決算は、2025年11月〜26年1月期の売上高や26年2〜4月期の見通しが市場予想を上回った。ただ、米時間外取引では株価が下げに転じる場面もあり、アドテストなど指数寄与度の高い半導体関連への利益確定売りを促した。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは42.53ポイント高の3885.69で、12日の最高値(3882.16)を上回った。JPXプライム150指数は続伸して前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で4兆8482億円、売買高は13億2896万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1020と全体の6割強を占めた。値下がりは524、横ばいは46だった。
個別ではソフトバンクグループ(SBG)をはじめ、トヨタ自動車、ソニーグループ、三菱重工業、フジクラ、日立製作所が堅調。ファーストリテイリングもしっかり。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクが値上がりした。NECは大幅高。東邦チタニウムはストップ高カイ気配。テクセンドフォトマスクが値を飛ばした。
半面、アドバンテストやディスコ、東京エレクトロンが軟調。古河電気工業が安い。日東紡績が大幅安だった。イオンなど小売り関連の一角も下げた。
