東京株式(前引け)=急反発、半導体株高で上げ幅一時1000円超

22日午前の日経平均株価は反発し、午前終値は前日比986円21銭高の5万3760円85銭だった。

きょう前場は買い優勢の地合いとなり、日経平均の上げ幅は一時1000円を超えた。グリーンランドを巡る米欧対立の懸念が後退し、前日の米国株市場が上昇した流れを引き継いだ。日経平均は前日まで5日続落し、1500円あまり水準を切り下げていただけに主力株中心に買い戻しの動きが広がりやすかった。
良好な四半期決算と通期見通しを前日発表したディスコが急騰。指数寄与度の高い他の半導体関連株にも買いが波及し、リスク選好ムードを一段と強める形となった。

トランプ米大統領は21日、北大西洋条約機構(NATO)事務総長との会談を経て、デンマーク自治領グリーンランドの取得に向けて予定していた欧州8カ国への追加関税を課さない考えを示した。欧米の対立を懸念していた投資家のリスク回避姿勢が和らいだ。

日経平均は前日まで5日続落した。国内長期金利の急速な上昇を受けて、企業の資金調達への影響や銀行など金融機関が保有する円債の含み損拡大が懸念され、株式相場の重荷となっていた。22日午前の長期金利は前日比で低下し、安心感から株式を買い直す動きが広がった。

半導体関連銘柄に買いが集また。
一方、消費税減税への期待から直近で上昇が目立った小売り株の一角などには売りが優勢となった。

東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引けは31.56ポイント高の3621.26だった。JPXプライム150指数は反発した。

業種別株価指数(33業種)は情報・通信業、ガラス・土石製品、鉄鋼などが上昇した。下落は小売業、非鉄金属、保険業など。

前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で3兆6707億円、売買高は11億3344万株だった。
東証プライムの値上がり銘柄数は1330。値下がりは229、横ばいは42だった。
値上がり銘柄数はプライム市場全体の8割超にのぼった。

個別ではディスコがストップ高と値を飛ばした。ソフトバンクグループをはじめ、アドバンテストや東京エレクトロンの銘柄で日経平均を770円ほど押し上げた。レーザーテック、SCREENホールディングス、キオクシアホールディングスも大きく水準を切り上げた。トヨタ自動車が高い。日立製作所、みずほフィナンシャルグループはしっかり。

半面、三菱重工業やIHIが軟調。ファーストリテイリング、任天堂、住友金属鉱山も安い。

株ちゃんofficial xはこちら!
目次