東京時間、本邦は祝日により動意薄。

[概況]

22日、東京外国為替市場の米ドル円は早朝に一時108.740円まで上昇したが、その後は上値が重い展開となっている。本邦は即位礼正殿の義により、祝日であることから取引参加者が少なく動意に乏しい展開となった。現在、欧州時間に入ると米ドル円は一時108.490円まで下落し売りが優勢。
 
一方、クロス円では英ポンド円が一時140.20円まで下落している。このあとは、英国下院で欧州連合(EU)離脱協定案に対する関連法案の審議がおこなわれる予定で、同審議など先行きの不透明感などからリスク回避的な円買いが先行しているようだ。テクニカル的には米ドル円は上方に控える5日移動平均線(108.601円)などがレジスタンスとして意識される可能性も考えられそうか。
 
一方、英ポンド円では5日移動平均線(140.29円)が下値付近に位置しており、サポートとして意識されるか注目したい。

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

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