今週は、大幅安となった。
週前半はFOMCの前に祝日を挟むスケジュールで様子見姿勢の強い地合い。米国株が弱かったこともあり、薄商いの中で軟調に推移した。FOMC結果を受けた米国株は乱高下したが、日本株にはイベント通過を好感した買いが入った。
しかし、トランプ米大統領の保護主義政策推進への警戒から22日のダウ平均が724ドル安と大幅下落。
円高も急速に進行したことから、23日の日経平均は974円安と大きく崩れた。この日の下げが響いて、週間では約1058円の大幅下落となり、週足では2週連続で陰線を形成した。
さて、来週は軟調展開か。
米国を中心とした貿易戦争への警戒が強まっており、関連ニュースに振り回される展開が想定される。
国内では、27日に佐川前国税庁長官の証人喚問が予定されており、こちらもリスク要因となりうる。
年度末や新年度をにらんでの買いには期待できるが、日米で政治リスクがくすぶる中では先行き不透明感は払拭しづらいだろう。方向感が定まらない中で指数の荒い動きが続き、上値は重いと予想する。
■上値・下値テクニカル・ポイント(23日現在)
22153.63 新値三本足陽転値
22049.66 ボリンジャー:+1σ(25日)
21663.35 25日移動平均線
21530.83 均衡表基準線(日足)
21425.36 6日移動平均線
21301.86 200日移動平均線
21277.05 ボリンジャー:-1σ(25日)
21276.79 ボリンジャー:-1σ(13週)
21265.39 均衡表転換線(日足)
21237.34 ボリンジャー:-1σ(26週)
20890.74 ボリンジャー:-2σ(25日)
20617.86 ★日経平均株価23日終値
20504.44 ボリンジャー:-3σ(25日)
20255.02 ボリンジャー:-2σ(26週)
20185.22 ボリンジャー:-2σ(13週)
19606.69 均衡表雲上限(週足)
19272.70 ボリンジャー:-3σ(26週)
19093.65 ボリンジャー:-3σ(13週)
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