今週は、ほぼ横ばいの相場展開だった。
連休の谷間で営業日は2日、決算銘柄を中心に個別物色が活況であったことに加え、円安進行が追い風となり、底堅い展開。
週明けの5月1日には、ソニーの急落などがありながらも、日経平均は2万2500円台を回復した。一方2日は大型連休を控えて上値も重く、様子見姿勢が強まった。
日経平均は週間では約4円の上昇となり、週足では6週連続で陽線を形成した。
さて、来週は堅調展開か。
大型連休が明け、改めて決算発表ラッシュとなる。個別の売買活況が見込まれることから、良好な地合いが続くと考える。決算発表前半戦で指数が上昇基調を強めたことから、投資家のリスク許容度も高まりやすい。
ここまで外需は保守的な為替見通しなどから今期計画が弱めのものも多く見られたが、この先は内需の決算も多く出てくることから、相対的に見栄えが良い決算に対して、株価の反応もポジティブなものが多く出てくると予想する。米国は週半ばまでで決算発表が一巡するため、週後半にかけては、材料の多い日本株の買い安心感が一段と強まる展開にも期待できる。個別に焦点が当たることで好材料探しの流れとなり、下げづらく、上げやすい環境が維持されると予想する。
■上値・下値テクニカル・ポイント(2日現在)
24036.40 ボリンジャー:+2σ(26週)
23199.11 ボリンジャー:+1σ(26週)
23148.00 ボリンジャー:+3σ(13週)
23103.56 ボリンジャー:+3σ(25日)
22682.39 ボリンジャー:+2σ(25日)
22658.78 ボリンジャー:+2σ(13週)
22472.78 ★日経平均株価2日終値
22376.96 6日移動平均線
22361.82 26週移動平均線
22316.86 均衡表転換線(日足)
22278.12 新値三本足陰転値
22261.22 ボリンジャー:+1σ(25日)
22238.42 均衡表雲上限(日足)
22238.42 均衡表基準線(週足)
22169.56 ボリンジャー:+1σ(13週)
22104.17 75日移動平均線
21840.05 25日移動平均線
21680.33 13週移動平均線
21672.51 均衡表基準線(日足)
21536.80 200日移動平均線
25日線と200日線の上向きは継続しているほか、週足では2週連続で上昇中の26週線を上回って取引を終えており、買い手優位の状況が続く。
ボリンジャーバンドでは+1σと+2σ間のレンジ内のほぼ中央で取引を終え、4連休明けの相場上昇に期待をつなぐ。週足は中心線を抜けて、+1σ(2万3195.89円)までの新たなレンジに移行しており、週足の+1σが新レンジの上値目標として視野に入ってきた。
【株式分割】
(2日大引け後 発表分)
■ジョイ本田 <3191>
6月20日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。
最低投資金額は現在の2分の1に低下する
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