今週の日経平均は、300円超の値幅が3営業日(上昇1回、下落2回)もあった荒い動きとなった。。15日には、昨年4月25日から5月6日以来となる6営業日続落となった。
週間ベースで10週ぶりの下落となったが、25日線をサポートに切り返し、5日線を上回るなどテクニカル面ではポジティブな動きも見られた。
日経平均は週間では、約284円の下落、週足では7週ぶりに陰線を形成した。
週末の米国市場の下落影響から週初は利食い優勢の相場展開になりそうだが、5日線が支持線として機能するかを見極めたいところだろう。
来週は、東京株式市場も底固めから戻りを試す展開を予想する。
米国では23日が感謝祭で休場となり、翌24日が「ブラックフライデー」となって一気に年末商戦へのムードが高まろう。日本も23日は勤労感謝の日の祝日と4日立ち会い。
物色は個人主体による中小型株にシフトしやすいと考えられる。年末商戦への思惑から消費関連への物色が意識されそうだ
サポート&レジスタンス(現物指数)
日経平均株価 22396.80円 +45.68
レジスタンス
23666.01円 ボリンジャーバンド25日+3σ
23129.92円 ボリンジャーバンド25日+2σ
22757.40円 本日日中高値
22677.25円 一目均衡表転換線
22603.30円 本日日中寄付
22593.83円 ボリンジャーバンド25日+1σ
22531.10円 17年11月SQ値
22500.00円 節目
サポート
22319.12円 本日日中安値
22307.45円 5日線
22149.60円 一目均衡表基準線
22057.73円 25日線
22057.73円 25日移動平均
22000.00円 節目
21752.08円 週足一目均衡表転換線
21521.64円 ボリンジャーバンド25日-1σ
21500.00円 節目
21310.84円 週足一目均衡表基準線
21000.00円 節目
マドを空けての上昇から5日線を突破して始まり、その後ボリンジャーバンドの+1σを超える場面もみられた。しかし、+1σを挟んでの攻防が続く中、結果的にはこれに跳ね返される格好となっている。結局は陰線形成で戻り待ちの売り圧力が意識されるが、5日線を上回って終えており、リバウンド態勢には入ってきている。
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