日経平均は、引け間際に買いが入ったものの小幅安。ただ、6銭安と下げたとも言えない動きで、高値圏で陽線を形成した。
一時、前日比171円安まで売り込まれた日経平均株価は、ジリジリと下落幅を縮小する頑強さをみせて、足もとの地合いの“打たれ強さ“を実証するかたちとなった。
2万2000円台を確保して終えており、明日も堅調な地合いが続くだろう。
明日(1日)の東京株式市場は、佳境を迎えている4~9月期の決算内容を反映した好業績銘柄物色の流れが継続することから、日経平均株価は堅調な推移が予想される。
■上値・下値テクニカル・ポイント(31日現在)
23205.89 ボリンジャー:+3σ(13週)
22854.26 ボリンジャー:+3σ(25日)
22307.10 ボリンジャー:+3σ(26週)
22278.41 ボリンジャー:+2σ(13週)
22275.29 ボリンジャー:+2σ(25日)
22011.61 ★日経平均株価31日終値
21880.72 6日移動平均線
21724.99 均衡表転換線(日足)
21696.65 新値三本足陰転値
21696.32 ボリンジャー:+1σ(25日)
21602.51 ボリンジャー:+2σ(26週)
21350.93 ボリンジャー:+1σ(13週)
21150.27 均衡表基準線(日足)
21117.36 25日移動平均線
20897.91 ボリンジャー:+1σ(26週)
20663.20 均衡表基準線(週足)
20663.20 均衡表転換線(週足)
20538.39 ボリンジャー:-1σ(25日)
20423.45 13週移動平均線
20243.71 75日移動平均線
小反落。利食い先行で始まったが、上昇する5日線処で底堅さがみられており、その後の下げ渋る動きによって陽線を形成している。ボリンジャーバンドでは+1σと+2σとのレンジ内での推移が続いており、やや+1σに接近する格好となり、過熱感は和らいでいる。
一目均衡表では上昇する転換線を支持線とした下値切り上げのトレンドが継続。パラボリックのSAR値は21830円辺りまで上昇してきており、再び5日線処での攻防をみせてくる場面においては、陰転シグナルを発生させてくる可能性が高まっている。
【信用規制・解除】銘柄
○シライ電子 <6658> [JQ]
東証が11月1日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
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