日経平均は4日ぶり反発。
週明け23日の米国株式市場は高安まちまちだったが、為替市場で円高が一服したことなどが支援材料となり、本日の日経平均は自律反発に期待した買いが先行。
ただ、通商問題への警戒感や主力企業の決算を見極めたいとの思惑などから寄り付きを高値に伸び悩み、後場に入ると2万2500円台前半でこう着感の強い展開となった。
明日(25日)の東京株式市場は、4~6月期決算発表の本格化を目前にして、模様眺め姿勢が強まるなか、売り買いともに手控えられ方向感に乏しい展開となりそうだ。
明日は信越化学や日本電産、アドバンテストなど、ハイテクの主力どころの銘柄の決算が出てくる予定。決算シーズンのセンチメントを占う意味でも、発表前に期待買いが入るかに注目したい。
■上値・下値テクニカル・ポイント(24日現在)
23104.36 ボリンジャー:+2σ(13週)
22983.26 ボリンジャー:+2σ(25日)
22811.61 ボリンジャー:+1σ(13週)
22750.99 ボリンジャー:+1σ(26週)
22643.60 6日移動平均線
22632.60 ボリンジャー:+1σ(25日)
22623.05 均衡表雲上限(日足)
22518.86 13週移動平均線
22510.48 ★日経平均株価24日終値
22404.35 均衡表雲上限(週足)
22360.86 75日移動平均線
22346.79 均衡表転換線(日足)
22281.94 25日移動平均線
22271.94 200日移動平均線
22237.26 均衡表転換線(週足)
22226.11 ボリンジャー:-1σ(13週)
22206.14 均衡表基準線(日足)
22196.89 新値三本足陰転値
22130.43 26週移動平均線
22067.36 均衡表基準線(週足)
22053.21 均衡表雲下限(日足)
21933.37 ボリンジャー:-2σ(13週)
取引時間中には上げ幅を縮小し、昨日に下値支持線となった一時75日線に接近する場面があり、明日25日以降も75日線割れに警戒が必要となろう。
ボリンジャーバンドでは、株価が中心線を上回る一方で+1σには届かず、上値の重さを見せつけた。+1σを一時上回った18日を直近のピークとする調整が継続しているとみられ、中心線より下方の領域に向けた株価の下降が予想される。
【東証1部に指定】
(24日大引け後発表分)
●アグレ都市 <3467> [東証2]
東証は31日付で東証1部に指定する。
