日経平均株価終値は前日比33円77銭安の2万2868円00銭と小幅反落した。
日経平均は2万3000円を超えられず、下落で終えた。今月は1日、11日、12日、18日、そして今日と5度、2万2900円台に乗せているが壁を突破できずに後退りする展開となった。
20日の東京株式市場は、心理的なフシ目の日経平均株価2万3000円を前にして、売り買い拮抗のもちあい推移となりそうだ。
米税制改革法案が週内にも上下両院で可決されることがほぼ確実となったことは、株価面では既に織り込まれており、これ以上の上昇には手掛かり材料不足の感が否めない。
明日から21日まで日銀金融政策決定会合が開催される。サプライズは特にないとみるが、手がかり難の中、イベント前では様子見姿勢が一段と強まる可能性が高い。
■上値・下値テクニカル・ポイント(19日現在)
23505.60 ボリンジャー:+2σ(26週)
23271.55 ボリンジャー:+3σ(25日)
23040.07 ボリンジャー:+2σ(25日)
22898.83 ボリンジャー:+1σ(13週)
22868.00 ★日経平均株価19日終値
22808.60 ボリンジャー:+1σ(25日)
22773.61 6日移動平均線
22655.74 均衡表転換線(日足)
22577.12 25日移動平均線
22498.33 均衡表転換線(週足)
22483.34 均衡表基準線(日足)
22345.64 ボリンジャー:-1σ(25日)
22301.66 均衡表雲上限(日足)
22229.84 ボリンジャー:+1σ(26週)
22177.04 新値三本足陰転値
22114.17 ボリンジャー:-2σ(25日)
22068.29 13週移動平均線
21882.69 ボリンジャー:-3σ(25日)
25日線を支持線にリバウンドをみせ、5日線を上回っての推移となったが、2万3000円を目前に足踏みとったところ。前日に大幅な反発をみせていたこともあり、利益確定の売りも出やすいところであろう。ボリンジャーバンドでは+1σと+2σとのレンジ内での推移が続いている。バンドが横ばい推移のため、2万3000円を超えてくると、早い段階で過熱感が意識されやすくなろう。
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