21日の日経平均は3営業日続伸。
終値で2万3000円を回復するのは2月2日以来、約3ヵ月半ぶりとなった
ただし、2万3000円回復もこう着感の強い相場展開が続いており、狭いレンジでの取引となっている。出来高は4月2日以来の13億株を下回っており、インデックスに絡んだ売買に支えられた格好だった。
出来高は低水準であるが、マザーズ指数、JASDAQ平均が上昇したほか、決算評価の流れが継続しているほか、出遅れ修正の動きもみせてきており、センチメントは改善傾向にあるだろう。
明日は、米国株が買われても好反応は限定的となる可能性もある。
しかし、この先は2万3000円を割り込む局面では押し目買いが入ると期待できる。
ドル円も改めて111円台に乗せ、そこから一段と円安が進んだ。こちらも111円は通過点の可能性が高く、円安は引き続き日本株をサポートすると考える。
大型株に関しては、順張りよりも逆張りで、下値が堅くなった銘柄を狙う戦略に妙味があるだろう。
一方で中小型株に関しては、リスクオンの地合いが継続する中で跳ねる銘柄も増えてきており、動きの良くなったものに追随しても好リターンが見込める局面にあると考える。
■上値・下値テクニカル・ポイント(21日現在)
24069.26 ボリンジャー:+3σ(13週)
23493.50 ボリンジャー:+3σ(25日)
23367.71 ボリンジャー:+2σ(13週)
23256.07 ボリンジャー:+1σ(26週)
23126.28 ボリンジャー:+2σ(25日)
23002.37 ★日経平均株価21日終値
22862.04 6日移動平均線
22759.06 ボリンジャー:+1σ(25日)
22758.48 新値三本足陰転値
22707.57 均衡表転換線(日足)
22666.16 ボリンジャー:+1σ(13週)
22402.67 26週移動平均線
22391.85 25日移動平均線
22320.89 均衡表基準線(日足)
22238.42 均衡表基準線(週足)
22072.73 均衡表雲上限(日足)
22024.63 ボリンジャー:-1σ(25日)
21964.61 13週移動平均線
【信用規制・解除】
(21日大引け後 発表分)
■アクセルM <3624> [東証M]
東証が22日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除する。
日証金も増担保金徴収措置を解除。
