週明けの日経平均が反落。終値は前週末比124円安の2万649円だった。
先週末のNYダウ平均は3桁上昇だったにもかかわらず、日経平均は、一度もプラス圏に浮上することなくダラダラと弱い動きが続いた。
ドル円はやや円高気味、中国株安につれて下落幅が拡大。
FOMCや米中通商協議を前に動きづらいという状況はあすも変わらないため、米国株に連れ高できなかった点はネガティブだった。
今週は注目イベントが続く。国内主力企業の決算発表もあり神経質な1週間となりそうだ。
明日29日の東京株式市場は、様子見気分か。
今週は、29-30日にFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催され、29日に英議会がEU(欧州連合)離脱協定の代替案を採決する。
30-31日には米中閣僚級の貿易協議が行われる予定で、週末2月1日には米1月雇用統計の発表を控えている。相次ぐイベントをにらみ、一方的にポジションを傾けにくい状況だろう。
きょうの終値は2万649円で、弱いながらも5日線(2万642円、28日時点、以下同じ)は意識された。ここで反転して欲しいところだが、もう一段下げる場合には、25日線(2万379円)近辺までの押しは想定しておきたい。
■上値・下値テクニカル・ポイント(28日現在)
21886.11 26週移動平均線
21859.02 ボリンジャー:+1σ(13週)
21850.01 均衡表雲下限(日足)
21698.33 均衡表基準線(週足)
21684.43 均衡表雲下限(週足)
21523.55 75日移動平均線
21401.83 ボリンジャー:+2σ(25日)
21013.30 13週移動平均線
20987.92 新値三本足陽転値
20890.90 ボリンジャー:+1σ(25日)
20823.69 均衡表転換線(週足)
20695.68 ボリンジャー:-1σ(26週)
20655.53 6日移動平均線
20649.00 ★日経平均株価28日終値
20642.76 5日線
20608.00 均衡表転換線(日足)
20379.97 25日移動平均線
20349.95 均衡表基準線(日足)
20167.59 ボリンジャー:-1σ(13週)
19869.04 ボリンジャー:-1σ(25日)
19505.25 ボリンジャー:-2σ(26週)
19358.11 ボリンジャー:-2σ(25日)
19321.88 ボリンジャー:-2σ(13週)
【信用規制・解除】
(28日大引け後 発表分)
■クボテック<7709>
東証と日証金が29日売買分から信用取引に関する臨時措置を強化する。
東証は委託保証金率を現行の50%以上(うち現金を20%以上)→70%以上(うち現金を40%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の50%(うち現金を20%)→70%(うち現金を40%)とする。
■デュアルT <3469> [東証2]
東証と日証金が29日売買分から信用取引に関する臨時措置を強化する。
東証は委託保証金率を現行の50%以上(うち現金を20%以上)→70%以上(うち現金を40%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の50%(うち現金を20%)→70%(うち現金を40%)とする。
■ショクブン <9969> [東証2]
東証と日証金が29日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施する。
東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。
