昨日の日経平均は、2月14日につけた安値を下回ったが、今日は大幅高となり、底割れ懸念がひとまず遠のいた。ただ、終値では2万500円や5日線を上回ることができずなかった。
明日は改めて2万1500円より上を試す動きが見られるかが注目される。
今日の日経平均株価が5日ぶりに大幅反発したことで、大きく弱気に傾いていた投資家心理がある程度改善することが予想され、買い優勢の地合いが継続しそうだ。
25日線(2万1983円、3/6)あたりまでは一気に値を戻す可能性もある。
明日以降のリバウンドの持続を見極める必要がありそうだ。戻りの鈍さから資金の逃げ足が速まるようだと、調整色が一段と強まりやすいだろう。
あす(7日)の東京株式市場は、
■上値・下値テクニカル・ポイント(6日現在)
22607.60 13週移動平均線
22533.30 均衡表転換線(週足)
22389.86 新値三本足陽転値
22362.25 均衡表基準線(日足)
22137.36 26週移動平均線
21983.93 25日移動平均線
21783.24 均衡表基準線(週足)
21719.66 均衡表転換線(日足)
21662.26 ボリンジャー:-1σ(13週)
21637.34 6日移動平均線
21417.76 ★日経平均株価6日終値
21297.47 ボリンジャー:-1σ(25日)
21192.93 200日移動平均線
21042.49 ボリンジャー:-1σ(26週)
20716.91 ボリンジャー:-2σ(13週)
20611.02 ボリンジャー:-2σ(25日)
19947.61 ボリンジャー:-2σ(26週)
19924.56 ボリンジャー:-3σ(25日)
大幅反発。マドを空けての上昇から、5日線を捉えている。その後は同線での攻防から上げ幅を縮めているが、2日の急落局面で空けたマド(2万1366-2万1645円)下限辺りでの攻防といった形であり、マド下限を上回っているため、一先ず5日線に上値を抑えられたとしても、本日のところはリバウンド態勢をキープといったところ。
また、5日線に上値を抑えられる状態が続くと上値切り下げのトレンド形成となり、直近安値でのダブル・ボトムや200日線をサポートとしたボトム形成が危うくなる。
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