【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比631円72銭安の2万1092円75銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、39.36ポイント安の1700.84で始まった。
外国為替市場では、1ドル=106円近辺での推移。アジアの主要株式市場は、総じて軟調。
週末要因からオーバーウィークのポジションは取りづらく、来週にはメジャーSQを控えていることから積極的な売買は手控えられよう。
先物市場には短期筋の売り仕掛け的な動きも警戒される。これが指数インパクトの大きい値がさ株への売りにつながり、日経平均を押し下げる可能性もありそうだ。中小型株へのシフトも意識されるが、物色対象は広がりづらいだろう。
個別では、任天堂が安く、ソフトバンクGやファーストリテも下落している。トヨタ、ホンダが大幅安で、ファナック、ソニー、東エレク、SUMCOもさえない。三菱UFJ、みずほFG、野村、東京海上、新日鉄住、JFEや住友鉱、三井金、JTが下押している。
半面、Vテクが個別物色に上伸し、いすゞは底堅い。松屋、良品計画がしっかりしている。
ランチバスケットは33件、410.11億円、差し引き10億円の売り越しとの観測。
