日経平均株価は4営業日ぶりに反落した。
北朝鮮が国連安全保障理事会の追加制裁決議を非難する声明を発表したことが伝わると地政学リスクに対する警戒感が再燃し下値を探る展開に転じた。
明日(15日)の東京株式市場は、再び地政学リスクが意識され、手控えムードは続きそうだ。18日の敬老の日を含む3連休を前にして、ポジション調整の動きが予想され、取引時間の後半には軟調な推移となりそうだ。
ただ、主力株を中心に押し目買い意欲は根強いことから下値は限定的となりそうだ。
■上値・下値テクニカル・ポイント(14日現在)
20088.19 ボリンジャー:+1σ(13週)
20044.60 ボリンジャー:+3σ(25日)
19944.12 均衡表雲上限(日足)
19908.76 均衡表雲下限(日足)
19876.62 ボリンジャー:+2σ(25日)
19865.41 75日移動平均線
19819.42 13週移動平均線
19807.44 ★日経平均株価14日終値
19708.63 ボリンジャー:+1σ(25日)
19707.96 均衡表転換線(週足)
19611.17 6日移動平均線
19592.40 均衡表基準線(日足)
19591.65 26週移動平均線
19578.96 均衡表転換線(日足)
19550.65 ボリンジャー:-1σ(13週)
19540.65 25日移動平均線
19436.02 200日移動平均線
19372.66 ボリンジャー:-1σ(25日)
19281.88 ボリンジャー:-2σ(13週)
19274.82 新値三本足陰転値
19271.40 均衡表基準線(週足)
19204.68 ボリンジャー:-2σ(25日)
19092.30 ボリンジャー:-1σ(26週)
19036.69 ボリンジャー:-3σ(25日)
19013.11 ボリンジャー:-3σ(13週)
日経平均のテクニカル面では、75日線(1万9865円)を抜けきれずの状態。今年の累積売買代金が最も積み上がっている1万9900円~2万0100円の価格帯(推計78兆円)でいったんは上値を抑えられそう。
短期的に上昇した反動がある程度は予想されるものの、25日線(1万9540円)が次第に上昇基調になっていく可能性が高く、いずれ同線をサポートに9/8安値(1万9239円)に対する二番底を形成する展開がイメージできる。
ただ、あすは下げが続く場合でも、強い上昇基調が続く5日線(1万9654円)が下値メドのイメージとなる。
東証主体別売買動向・9月第1週、外国人は2948億円と7週連続売り越し
東京証券取引所が14日発表した9月第1週(9月4~8日)の投資部門別売買動向(東京・名古屋2市場、1、2部など)は、海外投資家が2948億9033万円と7週連続の売り越しとなった。
前週は613億5979万円の売り越しだった。個人投資家は662億8590万円と2週ぶりの買い越しだった。信託銀行は1073億5209万円と5週連続の買い越し。事業法人は532億2350万円と10週連続の買い越しとなった。
目次
